2017年にスタートしたアウトドア系ガレージブランドである「キャンプオーパーツ」さん。
・キャンプオーパーツ オフィシャルサイト
https://campooparts.official.ec
「オーパーツ」は、場所や時代とまったくそぐわない所にある不思議な物体という意味。
オフィシャルサイトによると、芸術的だけど便利でキャンプにエッセンスを加える使いやすいグッズを目指しているそうです。
手軽に野外でお一人様焼肉を。
今年発売された「ソロキャン鉄板」。発売当初からかなり気になってました。まさに上の理念通りキャンプに新しいエッセンスを加えるギア。
ソロバーナーとクッカーだけと煮炊きはバッチリ。でも焼肉やステーキを美味しく焼くのはちょっと難しいもの。
このソロキャン鉄板はまさにその課題を解決するギアです。
このなんと縦150x横80x厚さ8mmというほぼスマホサイズ。登山にも持って行けてしまうコンパクトさ。価格も税込¥2980とお手頃。
これならシングルバーナーでちょっとした焼き物をするのに最適ですね。
しかも一番惹かれたポイントは、鉄板の縁の内側に油を逃がす溝がついているところ。これが結構重要で、食べ物の汁やオイルをテーブルにこぼさずに受け止めてくれます。
さっそく実験開始。高尾山へ。
9月頭に購入したばかりでしたが、さっそく高尾山に登る機会があったので、スーパーで宮崎牛とアンガス牛を少し買い込んで実際に使ってみることに。
今回ソロキャン鉄板を試したのはなんと高尾山の山頂。じゃまにならない隅の方で、SOTOのST-310とソロキャン鉄板を取り出してさっそく調理スタート。
ST-310の火力が強いので、3分ほどするとすぐに触れなくなるくらい熱くなりました。
さっそく宮崎牛をのせると、香ばしい焼き肉の匂いが。ただの焼肉にもかかわらず山の頂上という環境が妙にテンションを上げてくれます。
すぐに焼きあがるので、ほば写真を撮影する間もなく食べ続けました笑。
こんなに手軽に山で焼き肉ができるとは嬉しい限り。
小さいながら8mm厚の鉄板なので、火を止めてからも余熱でかなり長い間調理ができます。
山でソロキャン鉄板を使っていたら、さっそく周囲の登山客に「ソレなんですか?」「どこで買ったの?」と質問攻めにあいました笑。
使った上で気づいたこと
ちなみに使ったうえで2つほど注意点が。
まず当たり前ですが、できるだけ平らな場所で使ったほうがいいということ。
この日は山頂隅の少し傾いた場所で使ったので、ひいた油が鉄板の上で片寄り鉄板の片側がかなり焦げました。
もう一つは8mm厚なので保温性がよく、冷ますのに時間がかかること。
水が豊富にあるキャンプ場などでは水をかけてしまうのも手ですが、登山時などは石の上などに鉄板をおいてしばらく冷めるのを待つ必要あり。
そのへんを差し引いても、キャンプで山で手軽にアウトドアでおひとりさま焼き肉ができるこのソロキャン鉄板。
最近購入したキャンプギアの中でもかなり満足度が高いものの1つに間違いなく入りました。