アウトドアブランド「カーカムス」について
コットンテント好きに大人気のKirkham's(カーカムス)のテント。
カーカムスは、1960年初頭からアメリカのユタ州ソルトレイクシティで家族経営をしているアウトドア専門店です。
そのカーカムスのテントは女性1人でも設営ができる「スプリングバー」という仕組みと、コットン100%のダックキャンバスコットン製のテント生地が特徴。
この生地は一点一点アメリカで生産され、シリコントリートメントが施されているため、防水性も高いようです。
そのテントには 2人用から8人用まで、幅広いサイズのラインナップがあります。
カーカムス新作テント「キャンプサイト3」
そんな中で今年に入って新たに3人用のテント「スプリングバー キャンプサイト3」がリリースされました。www.aandfstore.com
ぼくはここ2年ほどカーカムスのテントを検討していて、ようやく先月このテントを購入しました。結果かなり満足しています。
これまでも「アウトフィッター3」という3人用テントがあったのですが、今回購入した「キャンプサイト3」には若干のマイナーチェンジがあります。
ぼくが買う時もそうでしたが「いったいどこが違うわけ?」と思ってました。今回はまずその違いについて書いてみます。
・キャンプサイト3とアウトフィッターの相違点
1、テント正面の窓の数
・アウトフィッター3...1つ
・キャンプサイト3...2つ
2、キャノピーキットが付いているかどうか
・アウトフィッター3....なし(別売:税込17,820円 )
・キャンプサイト3...標準で付属
3、価格
・アウトフィッター3...税込102,600円
・キャンプサイト3...税込135,000円
ちなみにテントサイズやフロアサイズはほぼ同じ。なのでキャノピーキットの価格を足すと、約15,000円の差。
つまり決定的に違うのは、窓の仕様と価格。どうやら正確にはフロアサイズと高さも若干違うようですが、それぞれ1cm以内の範囲の差のようです。
この価格差で窓の仕様だけだとちょっと悩むところですが、ぼくはテントの通気性はかなり重要だと思っているのでキャンプサイト3の方にしました。
新しいモデルの方が今後のグラウンドシートなどのオプションパーツ購入も安心かなと思ったこともあります。
そういえば2つのモデルともにグラウンドシートは別売りなのでご注意を。
・設営方法について
次にカーカムス スプリングバーテントの設営方法について写真つきで解説します。
ちなみに写真中で手伝ってくれているのは購入したA&Fさんのスタッフさんです。ご協力ありがとうございました。
1,グラウンドシートを広げます。
まあこれはどのテントも同じですね笑
2, テント本体を広げます。
100%コットンのテントなので、それまでポリエステルのテントに慣れていたぼくは、「重っ!」って感じでした。
3, ペグダウンする(8箇所)
四隅からベグダウンを始めて、全部で合計8箇所ペグを打ちます。
4,スプリングパーの両端に、屋根を支える骨組みを2本ずつ、計4本さしていきます。
5,センターのスプリングパーをはめこみます。
これで天井部分は完成。
6,スプリングパーをはめ込んだら、ずれてスプリングが跳ね上がらないようにパイプをスライドしてカバー。
8,スプリングパーの両端の部分にポールの先端を差し込んで、片方ずつ上に立ち上げます。1人での設営でも片方ずつ立ち上げればOKです。
ポールの高さが10段階に調節できるので、ちょうどいいデンションになるよう調節します。横風対策としてはあまり張りすぎてもよくないようです。
9,もう片方も同じように立ち上げます。
10, はいこれで完成。
メインの入り口はこんな感じ。
開けっ放しにするときは紐で結べば換気もできて快適。
背面側もメッシュがついているので、大きく開放できます。
入り口横にサブの窓があるのが「アウトフィッター3」との違いです。
付属のキャノピーはこのくらいの大きさです。
小物収納用の壁かけポケットも標準で付属。
天井にはギアや小物などを収納できるネットがあります。意外とこれ中身が見えて便利なんですよね。
なかなか高い買い物なので最初は迷うかと思いますが、設営しやすくすごしやすいテントだと思います。
ファミリー向けの大きなサイズもあるので、家族でのキャンプにもオススメ。
![]() Kirkham's /カーカムス HIGHLINE 6 SPRINGBAR [R] TENT/ハイライン 6 スプリングバーテント
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というわけで、カーカムスのスプリングパーキャンプサイト3についてのレビューでした。
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